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ドクター吉田の症例病理アトラス

ドクター吉田の症例病理アトラス 症例1-vol.3

※本コンテンツは医療従事者向けの病理・症例資料です。

ホルマリン固定後の心臓です。
心臓は肥大し、後下壁に穴が開いています。心外膜全体が白色調になっています。
これは心外膜の線維化によるものです。割面だとよくわかります(心筋の割面を下から見たところ)が、心筋の肥厚、側壁から後壁にかけて大きな出血(黒褐色部分)この部分は心筋の出血壊死がみられます。側方に破裂しています。
心筋の肥厚ですが、臨床的には高血圧が続いていたことを意味します。レントゲンでは心肥大という所見になります。急性心筋梗塞の合併症として心破裂の発生率は、1~3%程度と報告されています。その致死率は50%以上と非常に高くなります。
高齢者、女性、高血圧、初回1枝梗塞、発症24時間以内などが、心破裂のリスクを高める可能性があります。

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